- とろLabo用語集
- 2025年6月21日
【気滞】イライラ・お腹の張りは気の渋滞?東洋医学の「気滞(きたい)」とは?【とろLabo用語集】
「なんだか分からないけど、イライラする…」「気づくと、はぁー……
「夏でも手足が氷のように冷たい…」
「とにかく寒がりで、人より一枚多く着込んでしまう…」
「疲れやすくて、何をするにもやる気が出ない…」
こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!
今回は、前回解説した「陰虚」とは正反対の、「虚」の状態、体を温めるエネルギー(陽)が不足してしまった状態、「陽虚(ようきょ)」について、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます!
Q1. とろさん、「陽虚(ようきょ)」って、そもそもどういう状態なんですか?
はい、お答えします!
「陽虚」とは、その名の通り、私たちの体の中の「陽」、つまり体を温め、活動のエネルギーとなる「陽気(ようき)」が不足してしまった状態のことを指します。
「気虚(ききょ)」、つまりエネルギー不足の状態がさらに進んで、「冷え」の症状が顕著になったもの、とイメージすると分かりやすいかもしれません。
まるで、家の暖房器具のパワーが弱まってしまって、部屋全体がシンシンと冷え込んでいるようなイメージですね。
Q2. なぜ、「陽虚」になってしまうのですか?主な原因は?
はい、「陽虚」になる原因は、「気虚」と共通する部分も多いですが、特に「冷え」が大きな要因となります。
Q3. 「陽虚」の主なサインや症状には、どんなものがありますか?
はい、「陽虚」のサインは、何と言っても「寒がり」と「活動性の低下」が特徴です。
Q4. じゃあ、「陽虚」を改善して、体を温めるにはどうしたらいいの?
はい、「陽虚」を改善する鍵は、「体を内側から、そして外側から、しっかりと温める(温陽:おんよう)」ことです!
【今日のまとめ】“体の暖房”のスイッチを入れて、ポカポカな毎日を!
「陽虚」という、体の冷えとエネルギー不足の状態が、少しお分かりいただけたでしょうか?
もしあなたが、つらい「冷え」に悩んでいるとしたら、それはあなたの体の“暖房器具”である「陽気」が、パワーダウンしているサインかもしれません。
日々の生活の中で、ご自身の体を優しく温めてあげることが、心も体もポカポカと、エネルギッシュな毎日を取り戻すための、大きな一歩になるはずです。