- とろLabo用語集
- 2025年6月19日
【六臓六腑・肺】体のバリア機能!東洋医学の「肺」とは?~呼吸・肌・鼻の不調の鍵~【とろLabo用語集】
「季節の変わり目に、いつも風邪をひいてしまう…」「鼻がつまり……
「夕方になると、顔や手足がカァーっと熱くなる…」
「夜、暑くて目が覚めたり、寝汗をかいたりする…」
「喉や肌がいつも乾燥している感じがする…」
こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!
前回は、体のエネルギーや物質が不足した「虚」の概念についてお話ししました。今回はその中でも、特に体を潤し、クールダウンさせる力(陰)が不足してしまった状態、「陰虚(いんきょ)」について、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます!
Q1. とろさん、「陰虚(いんきょ)」って、そもそもどういう状態なんですか?
はい、お答えします!
「陰虚」とは、その名の通り、私たちの体の中の「陰」、つまり体を潤し、栄養し、そして過剰な熱を冷ます働きを持つ物質(例えば「血」や「津液」、「精」などですね)が不足してしまった状態のことを指します。
エンジンを冷やすための冷却水が減ってしまって、エンジンがオーバーヒートしやすくなっているようなイメージですね。
潤いが不足することで、体の中に余分な「熱(これを虚熱:きょねつと言います)」が生まれやすくなるのが、この「陰虚」の大きな特徴です。
Q2. なぜ、「陰虚」になってしまうのですか?主な原因は?
はい、「陰虚」になる原因は様々ですが、主に以下のようなものが考えられます。
Q3. 「陰虚」の主なサインや症状には、どんなものがありますか?
はい、「陰虚」のサインは、「乾燥」と「熱」の症状が混ざって現れるのが特徴です。
Q4. じゃあ、「陰虚」を改善して、体を潤すにはどうしたらいいの?
はい、「陰虚」を改善する鍵は、「失われた潤いを補い(滋陰:じいん)、生まれた虚熱を冷ます(清熱:せいねつ)」ことです!