- とろLabo用語集
- 2025年5月27日
【セロトニン】幸せホルモン「セロトニン」ってなぁに?~3つの主な働きを優しく解説~【とろLabo用語集 Vol.1】
「なんだか最近、気分がスッキリしないな…」「夜、ちゃんと眠れ……
「なんだか最近、頭が疲れている気がする…」
「ぼーっとしている時間って、無駄なのかな?」
「デフォルトモードネットワーク(DMN)って言葉、聞いたことあるけど、一体何のこと?」
こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!
今回は、私たちの脳の中で、実はとっても重要な働きをしている「デフォルトモードネットワーク(DMN)」について、皆さんの「?」にQ&A形式でお答えしていきますね!
Q1. とろさん、「デフォルトモードネットワーク(DMN)」って、最近よく聞くけど、一体何ですか?
はい、お答えします!
デフォルトモードネットワーク(DMN)とは、私たちが特に何も意識的な活動をしていない時、つまり「ぼんやり」している時や、安静にしている時に活発に働く、脳の広範囲な領域が同期して活動する大規模な神経回路ネットワークのことです。具体的には、自己や他者の心を考えることに関わる内側前頭前野(ないそくぜんとうぜんや)や、過去の記憶を思い出したりする際に働く後部帯状皮質(こうぶたいじょうひしつ)/楔前部(けつぜんぶ)、そして自分自身を空間的に認識することなどに関わる頭頂葉下部(とうちょうようかぶ)といった領域が中心となって構成されているんですよ。
つまり、ちょっと難しい言葉が続いてしまいましたが、簡単に言うと、DMNとは『私たちがぼんやりしている時に、脳の中で活発に連携して働いている、特定の神経回路のグループ活動』みたいなイメージですね。例えるなら、オーケストラの各楽器(脳の各部位)が、特定の楽曲(DMNという活動パターン)を一緒に演奏しているような感じです。これが、よく言われる「脳のアイドリング状態」の正体の一つなんです。
Q2. DMNは、具体的にどんな働きをしているの?「ぼんやり脳」も役に立つの?
はい、DMNは「ぼんやり脳」なんて言われることもありますが、実は私たちの心と頭にとって、とっても大切な働きをたくさんしているんです!主なものを3つご紹介しますね。
Q3. DMNが働きすぎると良くないって聞いたけど、本当?
はい、その通りなんです。DMNは大切な働きをしていますが、過剰に活動しすぎたり、コントロールが効かなくなったりすると、かえって私たちを疲れさせてしまうことがあるんです。
例えば、過去の失敗をいつまでもくよくよと考え続けてしまったり(反芻思考:はんすうしこう、といいます)、未来のことばかり心配して不安になったりするのは、DMNの活動が過剰になっているサインかもしれません。これが続くと、集中力が散漫になったり、いわゆる「脳疲労」という状態を引き起こしたりする可能性があると言われています。
何事もバランスが大切で、DMNもオンとオフの切り替えが重要なんですね。
Q4. じゃあ、DMNと上手に付き合って、脳を元気にするコツはあるの?
はい、DMNと上手に付き合うためのヒントはいくつかありますよ!
【今日のまとめ】“ぼんやり脳” DMNを味方につけて、もっとクリエイティブで健やかな毎日を!
デフォルトモードネットワーク(DMN)は、私たちが意識していない間にも、記憶の整理や自己認識、そして創造性の発揮など、たくさんの重要な仕事をしてくれている、脳の頼もしい働き手だということが、少しお分かりいただけたでしょうか?
DMNと上手に付き合い、その力を最大限に活かすことができれば、あなたの脳はもっとクリエイティブに、そして心も体もより健やかになるはずです。
ぜひ、日々の生活の中で「ぼんやりする時間」も大切にしてみてくださいね。
「とろLabo」は、あなたの「心も体も頭も健康に」を、これからも応援しています!