- とろLabo用語集
- 2025年6月17日
【六臓六腑・心】心の王様!東洋医学の「心(しん)」とは?~動悸・不眠と精神の関係~【とろLabo用語集】
「最近、理由もなくドキドキすることがある…」「夜、なかなか寝……
「暑い日に汗をかくと、なんだかドッと疲れる…」
「運動した後、体がだるくて、やる気が起きない…」
「汗っかきなんだけど、すごく疲れやすい体質な気がする…」
こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!
いよいよ夏本番!汗をかく機会が増えるこれからの季節に、ぜひ知っておいていただきたい東洋医学の言葉、「気随汗出(きずいかんしゅつ)」について、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます!
Q1. とろさん、「気随汗出(きずいかんしゅつ)」って、どういう意味ですか?
はい、お答えします!
「気随汗出」とは、その漢字の通り、「気(き)は汗(あせ)に随(したが)って出る」という意味です。
これは、私たちが汗をかく時、体内の水分(津液)だけでなく、私たちの生命エネルギーである「気」も、一緒に体の外に漏れ出てしまっている、ということを示している、東洋医学の非常に重要な考え方なんです。
汗をかいた後に感じる、あの独特の疲労感やだるさは、ただ水分が失われただけでなく、この「気」も消耗してしまったことが大きな原因だと考えるんですよ。
Q2. なぜ、汗と一緒気も出ていってしまうのですか?
はい、それは「気」と「津液(汗の元ですね)」が、とても密接な関係にあるからです。
以前の記事でも少し触れましたが、「気」には、体内の水分などが漏れ出すぎないようにコントロールする「固摂(こせつ)作用」という働きがあります。
そして、体の表面を守り、汗腺の開閉をコントロールしているのも「衛気(えき)」という「気」の一種です。
通常であれば、この衛気が汗の量を適切にコントロールしてくれています。しかし、激しい運動や、サウナ、あるいは夏の厳しい暑さなどで大量に汗をかくと、汗腺の門が大きく開いたままになり、その門から、体を潤していた水分(津液)と一緒に、体を守っていたエネルギー(気)までもが、一緒に出て行ってしまう、と考えるのです。
まさに、ダムの門を開いたら、水と一緒に大切なエネルギーまで流れ出てしまった、というようなイメージですね。
Q3. 「気随汗出」の状態になると、具体的にどんな症状が出やすいですか?
はい、水分とエネルギーが同時に失われるわけですから、様々な不調が現れやすくなります。
Q4. じゃあ、汗をかく季節を元気に乗り切るための養生法はありますか?
もちろんです!「気随汗出」を防ぎ、そして消耗した気と潤いを補うための、夏の養生法のポイントをご紹介しますね!
【今日のまとめ】汗との上手な付き合い方を知って、夏を元気に!
汗をかくこと自体は、体温調節のために非常に大切な生理現象です。しかし、その汗と一緒に、大切なエネルギーである「気」も失われている、ということを知っておくだけでも、夏の過ごし方はきっと変わってくるはずです。
汗との上手な付き合い方をマスターして、今年の夏も、元気に、そして楽しく乗り切りましょうね!
「とろLabo」は、あなたの「心も体も頭も健康に」を、これからも応援しています!