- コミュニケーション
- 2025年7月11日
【メラビアンの法則】人は見た目が9割は誤解?「メラビアンの法則」の本当の意味と、心の矛盾【とろLabo用語集】
「人は見た目が9割って言うし、やっぱり第一印象が大事だよね」……
「うーん、この映画、正直あんまり面白くないな…。でも、まあ、芸術性が高いってことなんだろうな!」
「ダイエット中なのに、ケーキを食べちゃった…。でも、今日一日頑張った自分へのご褒美だから、これは必要経費!」
「この服、衝動買いしちゃったけど、きっといつか着る機会があるはず!うん、いい買い物だった!」
こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!
今回は、私たちの誰もが、日常の様々な場面で無意識のうちに行ってしまっている、そんな「心の言い訳」の正体、「認知的不協和(にんちてきふきょうわ)」という、とっても面白い心の働きについて、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます!
Q1. とろさん、「認知的不協和」って、そもそも何ですか?
はい、お答えします!
「認知的不協和」とは、心理学者のレオン・フェスティンガーが提唱した理論で、すごく簡単に言うと、自分の中に、矛盾する二つの「認知(考えや信念、行動など)」が存在する時に感じる、不快なストレス状態のことを指します。
例えば、
Q2. その「心の動き」って、具体的にどんなことですか?
はい、私たちの脳が、この不快な矛盾を解消するために取る主な方法は、以下の3つです。
イソップ寓話の「すっぱいブドウ」の話をご存じですか?キツネが、手が届かないブドウを「どうせあのブドウは酸っぱくて美味しくないに違いない」と諦める、あのお話です。あれも、「食べたいけど、食べられない」という認知的不協和を、「あのブドウは価値がない」と認知を変えることで解消している、見事な例なんですよ。
Q3. 日常生活で、どんな「認知的不協和」がありますか?
この心の働きは、本当に色々な場面に潜んでいます。
このように、自分の選択や行動が「正しかった」と思いたいがために、私たちは無意識のうちに、現実を少しだけ“ねじ曲げて”解釈してしまうことがあるんですね。
Q4. この「認知的不協和」と、上手に付き合っていく方法は?
はい、この心のクセは、誰にでもある自然なものです。大切なのは、その存在に気づき、客観的に見つめることです。
【今日のまとめ】“心の言い訳”は、自分を知るチャンス!
「認知的不協和」という、少し難しい言葉でしたが、いかがでしたでしょうか?
それは、私たちが自分の中の矛盾と向き合い、心を安定させるための、人間らしい、とても大切な心の働きなんです。
あなたの心に「モヤモヤ」や「言い訳」が生まれた時、それは、あなたが新しい決断や、より良い選択をするための、重要なチャンスなのかもしれませんよ。
「とろLabo」は、あなたの「心も体も頭も健康に」繋がる、賢い心との付き合い方を、これからも応援しています!