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褒めてるの?けなしてるの?「バックハンド・コンプリメント」を脳科学で撃退する方法

褒めてるの?けなしてるの?「バックハンド・コンプリメント」を脳科学で撃退する方法

😠 はじめに:「その褒め言葉、なんかムカつく」の正体もじお「へえ〜! 今日の服、意外と似合ってるね!」「今回の企画書、あなたにしてはよくできてるじゃない」「わあ、素敵なバッグ! 私にはちょっと派手すぎて持てないけど」言われた瞬間は「あ、ありがとう?」と返してしまうけれど、後からじわじわとモヤモヤ感が込み上げてくる……。そんな経験、ありませんか?それは、あな……

オキシトシンとは?「愛情」と「排他」を司る絆ホルモンの光と闇

オキシトシンとは?「愛情」と「排他」を司る絆ホルモンの光と闇

はじめにオキシトシン(Oxytocin)とは、脳の視床下部で作られ、下垂体から分泌されるペプチドホルモンの一種です。他者とのスキンシップや信頼関係によって分泌され、安らぎや幸福感をもたらすことから、通称「愛情ホルモン」や「抱擁ホルモン」と呼ばれます。 しかし、近年の研究では、オキシトシンには仲間意識を強める一方で、部外者に対する「攻撃性」や「妬み」を増幅させるという、意外な「裏の顔(ダークサイド)」……

大脳辺縁系とは?情動と記憶を司る「古い脳(本能)」の構造と役割

大脳辺縁系とは?情動と記憶を司る「古い脳(本能)」の構造と役割

はじめに大脳辺縁系(Limbic System)とは、大脳の深部に位置し、人間の「情動(喜怒哀楽)」、「意欲」、「記憶」、そして「自律神経活動」に関与する複数の脳領域の総称です。進化の過程で古くに発達した部位であることから「古い脳」や「哺乳類脳」とも呼ばれます。 理性を司る「大脳新皮質」とは対照的に、私たちの生存に直結する本能的な衝動を生み出す源泉であり、人間理解において最も重要なシステムの一つです……

【脳科学】なぜ、あの人は浮気をするのか?愛情ホルモンと脳の報酬系が解き明かす、人間の“不実”のメカニズム

【脳科学】なぜ、あの人は浮気をするのか?愛情ホルモンと脳の報酬系が解き明かす、人間の“不実”のメカニズム

🧠はじめに:その「裏切り」は、脳のバグか、本能か。「なぜ、人は浮気をするのか?」これは人類の歴史において、最も古く、そして最も感情を揺さぶる問いの一つです。私たちはつい、それを「倫理観の欠如」や「だらしない性格」だけの問題として片付けがちです。しかし、もしその行動の引き金の一部が、私たちの「脳の配線」や「遺伝子のスイッチ」によって引かれているとしたら…?今回は、このデリケートな問題を……

クーリッジ効果とは?「新しい相手」に興奮してしまう生物学的メカニズムとドーパミンの罠

クーリッジ効果とは?「新しい相手」に興奮してしまう生物学的メカニズムとドーパミンの罠

はじめにクーリッジ効果(Coolidge Effect)とは、哺乳類のオス(およびメス)において、特定のパートナーとの性交意欲が低下した後でも、「新しいパートナー」が現れると、再び性的興奮や意欲が回復する現象のことです。これは、個体の気分や性格の問題ではなく、脳内のドーパミン系に組み込まれた強力な生物学的プログラムです。 この記事では、そのユニークな名称の由来となったエピソード、脳科学的なメ……

【悪用厳禁】「NO」と言わせてからが本番?交渉を有利にする心理術「ドア・イン・ザ・フェイス」

【悪用厳禁】「NO」と言わせてからが本番?交渉を有利にする心理術「ドア・イン・ザ・フェイス」

🚪はじめに:その「NO」は、計算通りです。もじお「1万円貸してくれない?」もじこ「えっ、無理だよ」もじお「じゃあ、千円だけでいいから!」もじこ「……まあ、千円ならいいよ」こんな経験、ありませんか?実はこれ、高度な心理テクニックにまんま……

CEN(中央実行ネットワーク)とは?DMNと対をなす「集中」と「思考」の実行回路

CEN(中央実行ネットワーク)とは?DMNと対をなす「集中」と「思考」の実行回路

はじめにCEN(Central Executive Network:中央実行ネットワーク)とは、私たちが意識的に注意を向け、計算や計画、問題解決などの課題に取り組んでいる時に活性化する脳内ネットワークの総称です。「ぼんやり」している時に働くDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)とは対照的に、脳が外部の世界に対して能動的に働きかけている「集中モード」の状態を指します。 この記事では、CENの構成領……

冬の「肌荒れ」は花粉症の予兆?免疫の司令塔・脳腸相関を整えて、乾燥肌とアレルギーを同時に防ぐ技術

冬の「肌荒れ」は花粉症の予兆?免疫の司令塔・脳腸相関を整えて、乾燥肌とアレルギーを同時に防ぐ技術

もじみ1月、空気は乾燥し、寒さはピーク。この時期、こんな悩みが増えていませんか?・いくら保湿しても肌が乾燥する、痒い・謎の湿疹や吹き出物が出る・なんとなくお腹の調子も悪い「冬だから仕方ない」「高いクリームを塗れば治る」と思っているなら、少し危険です。実はその肌トラブル、春に来る「花粉症」が重症化するサイン(予兆)かもしれません。今回は、脳科学と東洋医学の視点から、「肌・腸・鼻」の……

「昔のように覚えられない」は進化の証。10歳で訪れる脳の「OSアップデート」と、大人だけが使える最強の学習法

「昔のように覚えられない」は進化の証。10歳で訪れる脳の「OSアップデート」と、大人だけが使える最強の学習法

もじお「最近、物覚えが悪くて……」「子供の頃は、教科書を丸暗記できたのに……」そんなふうに、自分の記憶力の低下を嘆いていませんか?とろ結論から言いましょう。あなたが丸暗記できなくなったのは、脳が劣化したからではありません。10歳前後で、脳のOS(学習システム)が「高機能版」にアップデートされたからです。今回は、この「10歳の壁」の正体と……

セロトニンとは?精神を安定させる「脳内の指揮者」の生理学的機能とメカニズム

セロトニンとは?精神を安定させる「脳内の指揮者」の生理学的機能とメカニズム

はじめにセロトニン(Serotonin)とは、脳内の神経伝達物質の一つであり、ドーパミン、ノルアドレナリンと並んで「三大神経伝達物質」と称されるモノアミン類です。一般的に「幸せホルモン」という通称で知られていますが、神経科学的な本質は、快楽を与えることではなく、「精神の安定(平常心)」をもたらし、他の神経活動の暴走を抑制する「調整因子」としての働きにあります。 この記事では、セロトニンの生合成、脳内……