- とろLabo用語集
- 2025年7月2日
【六臓六腑・三焦】謎の臓腑「三焦(さんしょう)」とは?~全身を繋ぐ、気と水のハイウェイ~【とろLabo用語集】
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リジン(Lysine / L-リジン)とは、人体を構成するタンパク質の材料となるアミノ酸の一種であり、体内で合成することができない「必須アミノ酸」の一つです。
生体内では、組織(コラーゲン)の修復やカルシウムの吸収促進、抗体やホルモンの生成など、生命維持のベースとなる重要な役割を担っています。 また、医療や栄養学の分野においては、アルギニンと拮抗することで単純ヘルペスウイルス(HSV)の増殖を抑える「天然の抗ウイルス成分」として広く知られており、サプリメントとしても高い需要を持つ物質です。
① 組織の修復とコラーゲン生成
ビタミンCと共に働き、皮膚、骨、軟骨、血管を構成する主要タンパク質である「コラーゲン」の合成を強力にサポートします。傷の治癒を早め、肌や髪の健康を保つために不可欠な機能です。
② カルシウムの吸収促進
腸管からのカルシウム吸収を助け、骨への沈着を促す働きがあります。これにより、骨粗鬆症の予防や成長期の発育にも深く関与しています。
リジンの最もユニークな特徴は、別のアミノ酸である「アルギニン」と、腸管での吸収や細胞への取り込みを競合(奪い合い)するという性質です。
口唇ヘルペスなどを引き起こす単純ヘルペスウイルス(HSV)は、自身の増殖のために大量の「アルギニン」をエサとして要求します。 血中のリジン濃度を高く保つと、ウイルスはエサであるアルギニンを取り込めなくなり、結果として増殖がストップします。これがリジンによるヘルペス予防の科学的なメカニズム(拮抗作用)です。