「三日坊主」は才能だ。飽きっぽい脳を武器に変える『3日サイクル・インターバル術』

「三日坊主」は才能だ。飽きっぽい脳を武器に変える『3日サイクル・インターバル術』

早速ですが、正直に答えてください。新年に立てた「今年の目標」、まだ続いていますか?

「日記、3日で止まった……」
「ジム、もう2週間行ってない……」

もしそうでも、自分を責める必要は1ミリもありません。
なぜなら、「三日坊主」は性格の欠点ではなく、脳のスペック(仕様)だからです。

あなたは「根気がない」のではありません。
「短期集中型の高性能エンジン」を積んでいるのに、無理やりマラソンを走ろうとしているだけなのです。

まずは、あなたがこの「高機能・三日坊主タイプ」かどうか、チェックしてみましょう。

【診断】あなたは「農耕民」か?「狩猟民」か?

以下の項目で、当てはまる数を数えてください。

  • 新しいことを始めるとき、形(道具やウェア)から入るのが好きだ。
  • 「限定品」「新発売」という言葉に弱い。
  • ルーチンワーク(単純作業)が死ぬほど苦手だ。
  • ゲームは、レベル上げよりもストーリーを進めるのが好きだ(または、クリアする前に飽きる)。
  • 「とりあえずやってみよう」と見切り発車することが多い。

【3つ以上当てはまった人】
おめでとうございます。あなたは生粋の「狩猟民族タイプ(ハンター脳)」です。

コツコツ継続が得意な「農耕民族タイプ」の真似をしてはいけません。
彼らが「毎日少しずつ」育てるのが得意なのに対し、あなたの脳は「獲物を見つけ、短期決戦で仕留める」ときに最大のドーパミンが出るように設計されています。

今日は、その才能を活かして習慣化する裏技「インターバル戦略」を伝授します。

脳科学の視点:ドーパミンの賞味期限は「3日」

なぜ、あなたは3日で飽きるのか?
それは、あなたの脳が「慣れ(学習完了)」を検知するのが早いからです。

「飽きた」は脳からの「任務完了」の合図

やる気ホルモン「ドーパミン」は、未知の刺激に対して分泌されます。
ハンター脳のあなたにとって、3日も同じことをすれば、それはもう「未知」ではありません。
脳は「この刺激はもう理解した。ドーパミンの無駄遣いをやめろ」と指令を出します。
これが「飽きた(やる気が出ない)」という感覚の正体です。

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つまり、三日坊主になるのは、あなたの脳が「情報の処理と適応が早い(優秀である)」という証拠なのです。

戦略:逆転の「3日坊主ループ」

4日目に無理やり続けようとするから、脳が抵抗して「苦痛」になります。
ハンター脳には、ハンターの戦い方があります。

名付けて「3日坊主・インターバル戦略」
ルールは簡単です。

① 「3日だけ」本気を出す

目標を「1年続ける」にしないでください。「3日だけやる」と決めます。
短期決戦なら、あなたのハンター脳は大喜びでフルパワーを出してくれます。

② 4日目は「意図的に」サボる

ここが最重要です。3日続いたら、4日目は「絶対にやってはいけません」
これはサボりではなく、「戦略的リセット」です。
一度離れることで、脳内の「慣れ」をリセットし、ドーパミンのタンクを回復させます。

③ 5日目、「再エントリー」する

1日休むと、脳は少しだけその行為を忘れます。
そこで「さて、また3日やるか」と再開すると、脳はそれを「新しい刺激」として認識し、再び新鮮なドーパミンを出してくれます。

「3日全力 ⇨ 1日リセット」
これを繰り返すだけで、結果的に何ヶ月も続くことになります。

東洋医学の視点:自然界に「一直線」はない

東洋医学の世界でも、このリズムは理にかなっています。
この世の全てのエネルギーは「陰陽(いんよう)」の波で動いています。

  • 昼(陽)があれば、夜(陰)がある。
  • 吸う息(陽)があれば、吐く息(陰)がある。
  • 夏(陽)があれば、冬(陰)がある。

ずっと走り続ける(ずっと陽の状態)というのは、自然界では「不自然」なことです。
波のように「寄せては返す」リズムこそが、最もエネルギー効率が良く、長く続く秘訣なのです。

「毎日やらなきゃ」という一直線の思考は捨てましょう。
あなたの人生は、心電図のように波打っていてこそ、生きていると言えるのです。

まとめ:継続とは「点」の連続である

三日坊主上等です。
3日という力強い「点」を、休み休み打っていってください。

3日やって、休んで、また3日やる。
振り返ってみれば、その点と点は繋がり、誰よりも力強い「点線(継続)」になっているはずです。

さあ、まずは今日からの3日間だけ、何か始めてみませんか?
(そして4日目は堂々とサボりましょう!)