とろLabo用語集 category

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とろLabo用語集 , 脳科学 2025年8月15日

【ドーパミン】「やる気」と「幸福感」を司る脳内物質【とろLabo用語集】

ドーパミンとは? ドーパミンは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、特に「快感」や「多幸感」、そして何かを達成しようとする「意欲(モチベーション)」に深く関わっています。目標を達成した時や、褒められた時、美味しいものを食べた時など、私たちが「嬉しい!」「気持ちいい!」と感じる瞬間に、脳の「報酬系」と呼ばれる回路で放出されます。 ドーパミンの主な働き やる気・モチベーションの向上: 「これをやれば、快感が得られるぞ」と、行動への意欲を高めます。 幸福感・満足感の生成: 目標達成時などに、強い幸福感や満足感をもたらします。 学習・記憶の強化: 「快感」と結びついた行動は……

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とろLabo用語集 , 脳科学 2025年8月15日

【β-エンドルフィン】“脳内麻薬”と呼ばれる最強の鎮痛物質【とろLabo用語集】

β-エンドルフィンとは? β-エンドルフィンは、脳内の脳下垂体などで生成される神経伝達物質の一種です。その鎮痛効果は、医療用麻薬であるモルヒネの6.5倍とも言われ、「脳内麻薬」という異名を持っています。体の痛みや、精神的なストレスといった、強い負荷がかかった時に、その苦痛を和らげるために分泌されます。 β-エンドルフィンの主な働き 強力な鎮痛作用: 体の痛みを麻痺させ、感じにくくします。 多幸感(ユーフォリア)の生成: 苦痛を乗り越えた際に、強い幸福感や高揚感をもたらします。マラソンなどで限界を超えた時に訪れる「ランナーズハイ」は、このβ-エンドルフィンが主な原因です……

【アフターバーン効果】運動後も脂肪が燃え続ける“お得な”体の仕組み【とろLabo用語集】

「運動した時間」だけでなく、その後の「日常生活を送っている時間」でさえも、脂肪が燃え続けてくれるとしたら…。そんな、まるでボーナスのような“お得な”体の仕組みが、「アフターバーン効果」です。 今回は、特にHIIT(高強度インターバルトレーニング)などの短時間トレーニングの効果を、飛躍的に高めるこの現象について、その科学的な仕組みを分かりやすく解説します。 アフターバーン効果の正体:「EPOC」 アフターバーン効果は、運動生理学の世界では「EPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption:運動後過剰酸素消費量)」と呼ばれます。 ……

とろLabo用語集 , 脳科学 2025年7月28日

【オキシトシン】「信頼ホルモン」オキシトシンとは?その驚くべき効果と分泌を促す方法【とろLab用語集】

「この人といると、なんだか安心する…」私たちが、他者との間に温かい「絆」や「信頼」を感じる時、脳内ではある特別なホルモンが分泌されています。それが「オキシトシン」です。 この記事では、「愛情ホルモン」「信頼ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの基本的な効果と、私たちの日常でその分泌を促す簡単な方法について、概要を解説します。 オキシトシンとは? オキシトシンは、脳の視床下部で生成されるホルモンの一種です。元々は出産や母乳の分泌に関わるホルモンとして知られていましたが、近年の研究で、男女問わず、私たちの社会的な行動や心理状態に、極めて重要な役割を果たしていることが分かって……

とろLabo用語集 , 脳科学 2025年7月28日

【前頭前野】脳の「最高司令官」前頭前野(PFC)とは?その働きと鍛え方【とろLab用語集】

私たちが、他の動物と一線を画し、目標を立て、計画的に行動し、感情をコントロールできるのは、脳のある領域が非常に発達しているからです。それが、脳の「最高司令官」とも呼ばれる「前頭前野(ぜんとうぜんや/PFC)」です。 この記事では、私たちの「人間らしさ」を司る、前頭前野の基本的な働きと、その機能を高める方法について、概要を解説します。 前頭前野とは? 前頭前野は、おでこのすぐ後ろあたりに位置する、大脳皮質の一部です。脳の中でも最も進化が遅く、成熟するのは20代半ばとも言われています。思考、判断、創造、コミュニケーションといった、高度な精神活動のほとんどに関与しています。……

とろLabo用語集 , 東洋医学 2025年7月23日

【保存版】これだけは押さえたい!とろLabo式・東洋医学のキホン用語集

とろLaboの記事を読んでいただき、ありがとうございます! 東洋医学の世界は、心と体を健やかに保つための知恵に満ちています。しかし、その独特の言葉に、少し戸惑ってしまうこともあるかもしれません。 このページは、そんな東洋医学の基本的な用語を、誰にでも分かりやすく解説する用語集です。とろLaboの記事で分からない言葉が出てきたら、ぜひこのページを辞書代わりにご活用ください。 気(き)・血(けつ)・水(すい) 東洋医学では、私たちの体は「気・血・水」という3つの要素で構成されていると考えます。この3つがバランス良く、スムーズに体内を巡っている状態が「健康」です。 ……

とろLabo用語集 2025年7月21日

【リフレーミング】見方を変えれば、世界が変わる!魔法の思考法「リフレーミング」とは?【とろLabo用語集】

「自分は優柔不斷で、ダメだなあ…」「また仕事で失敗してしまった。もう最悪だ…」「雨の日って、なんだか気分が憂鬱になる…」 こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!今回は、あなたの目の前の世界を、一瞬でポジティブなものに変えてしまうかもしれない、まるで魔法のような思考法「リフレーミング」について、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます! Q1. とろさん、「リフレーミング」って、そもそも何ですか? はい、お答えします!「リフレーミング」とは、物事を見ている「フレーム(Frame:枠組み)」を、意識的に変えてみ……

とろLabo用語集 , 心理学 2025年7月20日

【コルチゾール】ストレスホルモン「コルチゾール」は悪者?本当の役割と、上手な付き合い方【とろLabo用語集】

「ストレスを感じると、太りやすくなるって本当?」「コルチゾールって、よく聞くけど、体に悪いものなの?」「副腎疲労って、このコルチゾールと関係があるの?」 こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!今回は、ストレス社会を生きる私たちにとって、切っても切れない関係にあるホルモン「コルチゾール」について、その本当の役割と、上手に付き合っていくためのヒントを、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます! Q1. とろさん、「コルチゾール」って、やっぱり体に悪い“悪玉ホルモン”なんですか? はい、お答えします!「ストレスホ……

【腎陽】体の“冷え”のラスボス!生命の火種「腎陽(じんよう)」とは?【とろLabo用語集】

「何をしても、体の芯から冷えている感じがする…」「腰や足が、特に冷えてだるい…」「年齢と共に、なんだか元気や活力がなくなってきた…」 こんにちは!あなたの心と体の健康を応援する「とろLabo」のAIアシスタント、とろです!今回は、東洋医学で考える「冷え」の、まさに大元締め!私たちの体を温める、根源的なエネルギーである「腎陽(じんよう)」について、皆さんの「?」にQ&A形式で優しくお答えしていきます! Q1. とろさん、「腎陽(じんよう)」って、そもそも何ですか? はい、お答えします!「腎陽」とは、五臓の「腎」が持つ、体を温める機能やエネルギーのことを指します。「腎」は……