異星人は、地球に来ていない。

異星人は、地球に来ていない。

 私は、小さい頃から「UFO」に関する番組や本が大好きで、よく見ていました。
 ロズウェル事件、エリア51、ミステリーサークル、そして、最近では、米軍が未確認飛行物体の存在を認めたとかどうとか、いろんな話があります。

 そして、現在では、生命が存在する可能性のある惑星もピックアップされたりされなかったり。

 こうした、いわゆる「UFO」関係の話題は多様で、ネタが尽きることはないでしょう。

 今回は、その中でも「異星人」に焦点を絞り、異星人が地球に来ているのかどうかについて考えていきたいと思います。

 考えた結果、結論から言うと、「異星人」は『地球に来ていません。』 

「宇宙人」と「異星人」について

 よく、「宇宙人」という言い方をする人もいますが、あれは、「地球人」を含む、宇宙にいる全ての知的生命体の総称です。

 それに対して「異星人」は地球人以外の宇宙人のことです。

 「宇宙人」を見た。」

 は、「地球人を見た」も含まれるので、日常生活の中では良くあることですね。

 そのため、ここでは、地球外の知的生命体を指す言葉として、「異星人」と言う言葉を使っていきたいと思います。

異星人が地球に来るためには

1 それなりの動機が必要

 異星人が地球に来るためには、まず自分の星を離れようとする「動機」が必要です。

 例えば、日常生活の中で、海外に行ってみたいと思うことがあるかもしれません。

 なぜ海外に行こうと思うのでしょうか?

 食べ物、芸術、歴史、ビジネス、リゾートなどいろいろな魅力を感じるから、行ってみたいなと思うわけです。

 もう一つあるのが、自分の国が大変なことになりつつあり、住んで居られないので、海外に移住するパターンです。

 じゃあ、地球を離れようとする理由はどうでしょう?

 現在、いろいろな資産家が宇宙に目を向け、宇宙開発に力を入れています。

 その理由の一つとして、「地球の資源が枯渇してしまう可能性」があります。

 地球に住めなくなってしまう前に、新たな居住地を見つけるのが、宇宙開発の一つの目的だったりします。

 じゃあ、異星人はどうでしょうか。

 おそらく、同じような理由でしょう。

 何かの理由で、その星に住めなくなる可能性があり、新たな居住地を求めて自分の星を離れることを考えたりするわけです。

 地球の食文化に憧れて、とか、芸術に憧れてとか、そう言った理由はちょっと考えにくいかなと思います。

 ただ、その可能性もゼロではありません。

 かつて、宇宙に向けて、地球のこと、文明のことなどを発信しています。

 もし、それを受診し、地球に憧れを持った異星人が、いてもたってもいられずに自分の星を離れ、地球に行こうとすると言う可能性もなくはないですが、自分の星を離れるほどの動機になるかと言われるとちょっと疑問です。

 とりあえず、異星人が地球に行こうとする場合に、まず、その星を離れるための強い動機が必要です。

2 そもそも地球の存在を把握していないといけない

 異星人が地球に来るためには、地球の存在を把握していることが重要です。

 かなり低い確率で、なんとなく彷徨っていたら地球に着いた。

 と言う可能性もあるかもしれませんが、出張先でふらっと飲食店に入るのとは訳が違います。

 宇宙はとんでもなく広いですから、パッと出かけてふらっとたどり着けるものではありません。

 例えば、夜空を見上げると、星が見えると思いますが、あの「星」と言われるのは、太陽系の惑星や衛星、太陽系外の恒星、銀河だったりします。

 異星人も、自分の星から、同じようなものを見ているはずです。

 地球は太陽系の惑星であり、自ら光を放つわけではないので、遠いところからは確認するのが難しいはずです。

 さらに、惑星を観測する技術があったとしても、惑星なんて恒星よりもたくさんありますから、その中から地球を選んで、地球に行こうと思うまでには、かなりの議論を重ねる必要があるはずです。

 大量の候補の中から地球が選ばれるのは結構低い確率なんじゃないかと思います。

3 地球に行くための準備も大変

 別の星に移住する必要があり、地球の存在を知り、地球に行こうと考えた異星人がいたとして、まずやるのが、先見部隊の派遣になると思います。

 その星の異星人が全員、宇宙船に乗り込んで地球に向かって移動というのは、積載量の問題もあるし、リスクも高いので、「異星人が地球に行く」という状況を考えた場合、とりあえず、先見部隊を派遣するはずです。

 とはいえ、結構な時間がかかるので、それなりの規模の宇宙船が必要になってくると思われます。

 長時間、宇宙船で移動することになるため、食糧やその他の資源を自給自足できるような環境を宇宙船内に作る必要があります。

 コールドスリープのような技術があったとしても、それなりの燃料は積み込まなければいけないでしょうから、かなり大規模な宇宙船が必要です。

 もしかすると、適当な小惑星を改造するくらいの感じになるかもしれません。

 とにかく、星をあげて、「地球に行くぞ」という強い覚悟が必要になります。

そこまでして、いく?

 異星人が地球に車で、結構な技術と覚悟が必要です。

 でも、それができるだけの宇宙船が作れるくらいなら、星に住めなくなったとしても、宇宙船に住むんじゃないでしょうか。

 もし、地球に行くとすると、それなりの資源が必要です。

 ただ、その資源があれば、結構な人数がかなりの期間、宇宙船で暮らせるのではないでしょうか。

 どうなっているか全くわからん地球に、全ての望みをかけて移住を考えるのも一つの選択肢かもしれませんが、地球にいく以外の選択肢もあるし、そっちの方がリスクもコストも低いとなれば、わざわざ地球に行こうとは思わないのではないでしょうか。

まとめ

 リスクやコストを考えると、地球に行くよりも、自分の星の周囲にスペースコロニーのようなものを作って、そこで生活した方が無難です。

 地球の存在を知ること、多くの居住可能惑星候補から地球を選ぶこと、地球に移動するためのリスクとコストを考えると、

 そもそも異星人が地球に行こうとする可能性は極めて低い

 のではないでしょうか。

 ただし、

 太陽系内の異星人

 は例外ですが。

 

私がこの記事を書いたよ!

テリー

いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。

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