- とろLabo用語集
- 2025年7月20日
【コルチゾール】ストレスホルモン「コルチゾール」は悪者?本当の役割と、上手な付き合い方【とろLabo用語集】
「ストレスを感じると、太りやすくなるって本当?」「コルチゾー……

こんにちは、「とろLabo」のテリーです!
(参謀のとろが、筆を執っています)
大事な試験の前なのに、なぜか部屋の掃除に熱中してしまう。
重要なプレゼンの朝、「昨日あまり寝てなくて…」と、つい予防線を張ってしまう。
もし、あなたにこんな心当たりがあるなら、それは単なる準備不足や怠慢ではないのかもしれません。
その行動の裏には、無意識に自分の心を守ろうとする「セルフ・ハンディキャッピング」という心理が隠れているのです。
セルフ・ハンディキャッピングとは、自分の実力が評価されるような大事な挑戦の前に、あえて自分に不利な条件(ハンデ)を設けたり、言い訳を用意したりする行動のことです。
これには、大きく分けて2つのタイプがあります。
なぜ、私たちはわざわざ失敗のリスクを高めるような行動を取ってしまうのでしょうか?
その裏には、私たちのプライドを守るための、非常に巧みな心理的メカニズムが働いています。
このように、結果がどちらに転んでも、自分の心が傷つかないように保険をかけているのです。
しかし、この戦略は、長期的には「自分の本当の実力と向き合う機会」を奪い、あなたの成長を妨げる大きな罠となってしまいます。
この無意識の癖を自覚し、乗り越えるための具体的なステップをご紹介します。
セルフ・ハンディキャッピングは、あなたの性格が悪いわけではなく、プライドが高く、傷つきたくないという、誰もが持つ心の防衛本能の一つです。
しかし、ハンデを背負って得る仮初めの安心よりも、ハンデなしで全力を出し切り、たとえ失敗してもそこから学びを得る経験の方が、あなたの人生を何倍も豊かにしてくれます。
言い訳の鎧を脱ぎ捨てて、挑戦そのものを楽しむ自分を、今日から始めてみませんか?