アドラー心理学では、人の価値を機能価値と存在価値に分類するそうです。このうち、自分の存在価値を認めてあげることで、どんな状況でも自分を勇気づけることができるそうです。
1 勇気とは何か?
怖さを知ること、恐怖を我がものとすることとツェペリさんがいっていました。
不安はその対象が漠然としているもの、怖さはその対象がはっきりとしているもの。
勇気とは、その対象を明確にし、そしてその恐怖の感情を自分でコントロールすること、コントロールする力なんですね。
アドラー心理学でも、勇気は重要視され、これが十分にある人は、心が安定し、良好な人間関係を築けると言われています。
2 2つの価値
機能価値と存在価値の2つがあるようです。
やり方と在り方と考えることもできるそうです。
機能価値は、能力や実績に伴ってついてくる価値のようです。仕事ができると言われている人は、機能価値が高いんでしょうね。
存在価値は、無条件についてくる価値です。友情や愛情といったその人自身の存在そのものについてくる価値です。
この2つの価値は別物なので、切り離して考えないといけないようです。
3 勇気と価値
誰かに褒められたりすると、機能価値が高まり、それが勇気になります。失敗したりすると、機能価値が下がって勇気が削られます。
でも、存在価値は、仕事ができるできないでは上下しません。友情、愛情で成り立っているものです。そして、これは、自分自身で自分の存在価値を認めてあげることでも存在価値を高められます。
4 何があっても自分を否定しない。
自分が存在することそのものが価値あることなんです。だから、たまには自分を見つめ直して褒めてあげましょう。
ツェペリさんはやはり偉大ですね。
参考文献
もしアドラーが上司だったら
著者 小倉 広
私がこの記事を書いたよ!
テリー
いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。
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