失敗は成功のための足掛かり

 何かうまくいかないことがあって、くよくよしてしまうことってありますよね?

 「無理だ」とか「できない」とか、そういう考え方になってしまってどんどんモチベーションが下がってしまいます。

 モチベーションが下がると、仕事や勉強の効率は下がるので、ミスが増えます。

 そうすると、また、くよくよしてしまい、モチベーションが下がる。そして…

 という感じで負のスパイラルに陥ってしまいます。

 今回は、そのスパイラルから脱出する方法、ネガティブ思考を断ち切る方法を紹介します。

失敗よりも成功することの方が圧倒的に多い

 1日のうち、うまくいかなかったことはどのくらいあるでしょうか?

 また、うまくできたことはどのくらいあるでしょうか?

 うまくできている方が多いと思います。

 服を裏表間違えずに着れてますか?

 食べるときに箸を落とさずに食べれましたか?

 財布忘れずに出かけましたか?

 時間に遅れず行動できましたか?

 結構できてるんじゃないかと思います。

 1日を振り返ってみてください。

 ほとんどが成功なんです。

なぜ、失敗に注目してしまうのか?

 じゃあ、どうして失敗に目がいってしまうんでしょうか?

 それは、「死なないため」です。

 今からずっと昔、人間が自然の中で生活していた頃、1つのミスが命取りになっていたそうです。

 当時は、野生の動物を捕まえたり、道なき道を進んだりなど、今では考えられないような生活をしていたわけです。

 そういった環境では、1つの判断ミス、1つの失敗が命を落とすことにつながったわけです。

 だから、失敗しないように、失敗を避けるように、失敗するくらいなら行動しないように、そういった思考が脳に刻まれてしまったわけです。

 だから、放っておくと、成功したことは完全にスルーして、失敗にやたらと注目するようになってしまったんです。

 これは、ヒトの性なんですね。

でも、いまは、失敗しても死にません。

 だから、数少ない失敗に注目する必要はないんです。

 これは、「失敗は見なかったことにしましょう」ということではありません。

 失敗は、自分を成長させてくれる大事な体験です。

 だから、「失敗=ダメなこと」と考えず、次につなげるための足掛かりにすればいいんです。

 失敗してもいいんです。

 そして、成功を喜んでもいいんです。

 どんなことでもうまくできたら、それを評価してあげましょう。

 どんなことでも失敗したら、そこから学んでみましょう。

 どんよりすることなんて何もないんです。

まとめ

 ヒトは成功よりも失敗に注目する性質があります。

 そのことをよく理解し、失敗も成功も平等に評価してあげましょう。

 そして、失敗することは悪いことではなく、学びのチャンスであり、成功のためのプロセスであることをよく理解しておきましょう。

 さいごに、失敗したときに次の言葉を心の中で呟いてみてください。きっとポジティブになれますよ。

「失敗しても、いいじゃない!」

参考
もしアドラーが上司だったら
著者 小倉 広
 

私がこの記事を書いたよ!

テリー

いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。

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