大変さ、忙しさの正体は「気のせい」

大変さ、忙しさの正体は「気のせい」

 最近やたらと仕事が大変だと感じることはありませんか?
 やたらと忙しさを感じることはありませんか?
 いくらやっても終わらない仕事、休みの日も仕事をしないと追いつかない。
 そんな感じで、なんだか毎日が憂鬱になっていませんか?
 今回は、その忙しさの原因と、その対策について紹介します。
 
 この記事は、こんな人におすすめします。
・「大変さ」「忙しさ」を感じている人
・仕事の終わりが全く見えない人

1 忙しさの正体

 何がどんな状態になったら「忙しい」「大変」なのでしょうか?
 これは、個人の受け取り方の問題です。
 同じ仕事でも「大変」と感じる人もいれば、「楽だった」と感じる人もいます。
 「忙しい」と感じる人もいれば、「結構時間があった」と感じる人もいます。
 こういった感じ方の違いが生じる要因には、経験の違いもあったりするでしょうが、個人の受け止め方の特性もあります。
 つまり、「気のせい」の可能性もあるんです。
 そもそも、「大変」「忙しい」の基準はなんでしょうか?
 

【大変】
① 大きな異変。大事件。「国家の―」
② 大きな危険や損害をもたらしそうで捨てておけないこと。事が重大であること。また,そのさま。「―な事件」
③ 苦労のはなはだしいこと。対処するのが容易でないこと。また,そのさま。おおごと。「準備が―だ」「重くて―な仕事」

【忙しい】

① することが多くて暇がない。多忙である。「大売り出しの準備で―・い」「猫の手も借りたいほどに―・い」

② 落ち着きなくよく動き回って,あわただしい。せわしない。「小鳥が木の間を―・くとびまわる」〔類義の語に「せわしい」があるが,「せわしい」は用事が多かったりして気分が落ち着かない意を表す。それに対して「いそがしい」はすることが多くてひまな時間がない意を表す〕

スーパー大辞林

 このようになっています。
 仕事が何個たまれば大変とか忙しいとか、そういうことはないんです。
 
 大変さ、忙しさの正体は、
 「見通しが持てないこと」
 「未知なもの」
 「大きすぎるもの」
 「嫌なもの」
 こうしたものから、漠然とした不安や負担感が生じて、「大変さ」「忙しさ」になっていくんです。

2 「大変」「忙しい」を解消する方法

(1)考え方を変えてみる

 「大変」とか「忙しい」と感じることがいいとか悪いとかそういうことではありません。
 でも、「大変」「忙しい」と感じ続けると精神衛生上、あまりいい状態とはいえません。
 それなら、目の前の仕事に「大変」とか「忙しい」とか、主観的に評価するのをやめてしまいましょう。

(2)「大変さ」「忙しさ」の正体を把握する

 大変さ、忙しさを見える化しましょう。
 見えないから漠然とするんです。
 見えるようにして仕舞えば、大変さや忙しさの正体がはっきりします。
 正体がはっきりすれば、見通しがつくので、大変さや忙しさが軽減します。
 「どの程度の仕事がどのくらいあるのか」
 という観点で仕事と向き合うようにしてみましょう。
 
 そして、見える化に役立つのがメモです。
 思いつく限り「仕事」を書き出してみましょう。
 「報告書の作成」から「切手の買い物」まで、どれだけ小さな仕事でもいいので、とにかく書き出してみましょう。
 これで大変さ、忙しさの「正体」がはっきりしました。

(3)仕事を細分化する

 正体が見えてきたら、これを可能な限り細分化します。

 例えば、「1年間で100万円貯金する。」という目標があったとします。
 この目標だと、1ヶ月に8万4千円くらい貯金していけばいいことになります。
 1年で100万円よりは少しやれそうですよね。
 さらに、1日あたりだと2800円になります。
 1日に1000円節約するだけで、目標の3分の1が達成できることがわかります。
 コンビニ弁当とおやつ、コーヒーを控えればそれだけで3分の1が達成できるとわかれば、少し見通しがもてますよね。
 さらに、保険料や携帯料金等を見直すだけで、1年で100万円が捻出できることがわかったりもします。
 
 
 だから、仕事や目標は可能な限り細分化して考えてみましょう。
 大きな仕事は手が出しにくいですが、小さい仕事なら手が出しやすくなります。

(4)順番をつけて実行する

 たくさん仕事がある場合、それゆえに、あっちもこっちも気になって、終わる仕事も終わらないという状況に陥ることがあります。
 それを防止するためには、仕事をリストアップし、優先順位をつけていくのが有効です。
 仕事をする順番を決めることで、集中して一つ一つの仕事に取り組むことができるので、仕事効率が上がります。
 結果として、仕事が溜まりにくくなるので、大変さ、忙しさが解消されたりします。

3 まとめ

 大変さ、忙しさは主観です。
 どうせやらないといけないことが変わらないのなら、前向きに捉えた方が断然お得です。
 そして、目標やノルマの全貌を把握した上で、細分化し、順番をつけて一つ一つ、こなして行きましょう。
 きっと、大変さ、忙しさが解消されるはずです。

私がこの記事を書いたよ!

テリー

いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。

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