【バックハンドコンプリメント】嫌われない、正しい褒め方とは?

【バックハンドコンプリメント】嫌われない、正しい褒め方とは?

この記事はこんな人におすすめ

  • 褒めているのに周りと上手くやれていない気がする。
  • 相手を褒めたはずなのに、ちょっと不機嫌になられた。
  • そもそも褒め方がわからない。

 どう考えても大したことしてないのにどんでもなく褒められて、ちょっとひいたことないですか?

 逆に、ほめることが何もないけど、とにかく褒めないといけなくて、どうでもいいことをとんでもなくほめたことないですか?

 日々のコミュニケーションの中で、相手を「褒める」のは、人間関係を構築する上で、とても重要なことです。

「ほめることはいいこと」、「どんどんほめましょう。」という話もあります。

 しかし、「褒め方」を間違うと、相手に不信感を持たれたり、嫌われたりすることもあるんです。

 ここでは、「バックハンドコンプリメント」と呼ばれる行動について説明し、正しい褒め方も紹介していきます。

「バックハンドコンプリメント」とは

 「バックハンドコンプリメント」を英語では、「backhanded compliment」と表記します。

 「backhanded」は、「皮肉を込めた」という形容詞です。

 「compliment」は、「賛辞」や「¥お世辞」という意味の名詞です。

 つまり、バックハンドコンプリメントとは、「皮肉を込めたお世辞」のことなんです。

 そのほかにも、「批判の混じった賛辞」や「根拠のない賞賛」などと訳されることもあります。

 いずれにしても、悪そうな感じがしますよね?

 はい、これをしていると、相手だけではなく、それを見ている周りの人からも嫌われることになります。

 そして、タチが悪いのが、これを「自覚せずに」やってしまっているケースだったりします。

バックハンドコンプリメントの闇

 例えば、明らかに変な組み合わせの装い(体操服ににネクタイとか)の人に対して、「いいセンスですね」とすごく褒めても、皮肉にしかならないですよね。

 体操服にネクタイの人がほんとにいたら、もしかすると言葉の通りに受け取るかもしれませんね笑

 まあとにかく、そんな感じのやつがバックハンドコンプリメントです。

 そのほかにも、

 そのほかにも、比較的簡単な仕事をやってきた部下に対して、上司が、「君にしてはよくやったじゃないか」とか言って褒めるのもバックハンドコンプリメントになります。

 小さい子供が、漢字を覚えたり、ちょっと上手な絵を描いたりしてきたら、褒めますよね?

 この感じで、部下や同僚を褒めたりすると、「上から目線で見られている」感じになってしまい、これがバックハンドコンプリメントになってしまいます。

 最近、周りの人を褒めた記憶のある人は思い出してみてください。

 何をどのように褒めましたか?

 たぶん、悪気がなくても、バックハンドコンプリメントになってしまっているケースが一つくらいはあるんじゃないでしょうか?

 これをやりすぎると、嫌われ始めるので、褒め方には十分に気をつけましょう。

褒め方の一流、二流、三流

 それでは、どう褒めればいいんでしょうか?

 「雑談の一流、二流、三流」という本に、いい褒め方が紹介されていましたので、それを簡単に紹介します。

三流

 褒めるところが見つからないので、褒めるのを諦める。

 まあ、三流ならこんなもんですよね。

二流

 無理やり褒める。

 そんなにいいセンスだとは思ってないけど、とりあえず、「おしゃれですよねー」とか褒めたりするのがこのレベルです。

 これがバックハンドコンプリメントになってしまう可能性があるので、注意が必要です。

 そうならないように一流を目指しましょう。

一流

 「ビフォー・アフター」を褒める。

 過去の状態と比較して、現在の成長を褒めるのが、これです。

 例えば、ダイエットで1キロ減った人がいたとして、

 「1キロ」の部分を褒めるのではなく、1キロ減らすためにどんな努力をしたのかを聞き、「その過程や努力したこと」を褒めるのが、一流の褒め方です。

 ということで、褒め方、工夫してみるともっといいコミュニケーションができるかもしれませんね。

参考文献

雑談の一流、二流、三流
著者:桐生 稔

https://tt-lifeblog.com/disliked-person

https://neokuunea.net/2019/12/backhandedcompliment/#2

私がこの記事を書いたよ!

テリー

いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。

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