【FACT FULLNESS】イルミの針、入ってます。

　ハンス・ロスリングさんは、著書「FACT FULLNESS」の中で、

「人はドラマチックに物事を捉えようとする性質が備わっている。」

といっています。

　これは、昔、今よりも生きることが大変だった頃の名残りだそうです。

　人類が狩猟を中心とした生活をしている頃は、危険を回避し、生存率を高めるために、より悪いことを想像して行動することが必要だったんですね。

　もちろん、今でも、生きていくために、そうした思考は必要です。　

　しかし、それだけでは、「楽しく生きる」ことは難しいんじゃないかと思います。

　200年前の１０年間と今の１０年間では、世の中の変化のスピードが全然違います。

　例えば、２００年前といえば、日本では江戸時代です。

　その頃は、将軍や大名が変わらない限り、生活に大きな変化がなかったはずです。

　ただ、現在を考えると、１０年前と「今」では、結構変わっています。

　特に大きいのは、情報発信が、一般人でも気軽にできるようになってきた点、そして、それを収入源にしている人が増えてきた点です。

　結構変わりましたよね。

　江戸時代なら、きっとここまで文化は変わっていないはずです。

　今から１０年前に、こうした変化を予想できた人はどのくらいいたでしょうか？

　有能な人なら想像できたかもしれません。

　ただ、凡人にはなかなか難しい話です。

　いくら想定しても、現実は、それを上回ってきます。

　未来にアンテナを張らないのであれば、将来のことをいくら想定しても無駄ですよね。

　だから、最悪のシナリオを想定して慎重に行動することは必要だと思いますが、前向きに物事を捉えて、今を楽しむことも大切なんじゃないかと思います。

　イルミの針、とったらキルアがすごく強くなりましたよね。

　あんな感じにやっていけるとなんかいいですね。

　ちなみに、私の好きなハンター×ハンターのキャラクターベスト５は次の通りです。

５位　ポックル　　あの最期はなんとかしてほしかったです。

４位　ゲンスルー　　悪い奴だけど、仲間思いのところが好きです。

３位　トンパ　　スペックは高いはずなのに、なんとかしてあげれませんかね。

２位　手刀を見逃さなかった人　　どんな念能力なのか語り合うだけで盛り上がります。

１位　ゼノ　　ああいうジジイになりたいですね。

参考文献

FACTFULNESS（ファクトフルネス）10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
著者　ハンス・ロスリング 、オーラ・ロスリング