この記事はこんな人におすすめです。
- 肩こりがひどくて、マッサージしても良くならない。
- 肩こりだけではなく、頭痛もある。
- 寝て起きたら顎がだるいことがある。
- 天井を向くと顎がこわばる。
「顎」が原因で肩こりになることがあります。
「顎」と肩こりの関係について説明していきたいと思います。
「顎」と「肩こり」、「頭痛」の関係
「顎」を動かすとき、咀嚼筋(そしゃくきん)という筋肉が働きます。
この咀嚼筋(そしゃくきん)は、咬筋(こうきん)、側頭筋(そくとうきん)、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)、内側翼突筋(ないそくよくとつきん)の4つに分けられます。
これら咀嚼筋が顎の動きに関わっています。
そして、咀嚼筋の運動は、首や肩の筋肉と連動していることが知られています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjps1957/42/5/42_5_839/_pdf
咀嚼運動が頸部および背部筋群筋活動に及ぼす影響 石垣 尚一
例えば、噛み締める癖や歯ぎしりの癖があると咀嚼筋がこります。
そうすると、それと連動して、首や肩の筋肉もこります。
そして、頭痛も起こってくることになります。
「顎」をほぐすと症状が改善!
顎のこりが肩こりや頭痛の原因になっている可能性があります。
そのため、症状を改善するためには、「顎」をほぐせばいいんです。
天井を向いた時、顎がこわばる感じがする場合、顎がこっている可能性があります。
顎の筋肉、首の筋肉、肩の筋肉は連動しているので、顎をほぐすことが肩こりや頭痛の改善につながるわけです。
顎のほぐし方
外側翼突筋をほぐす
ほっぺたごしに、上の歯を後にたどっていきます。
上の歯がたどれなくなるあたりの少し後に少し硬い部分があります。
そこを1分間くらい、人差し指と中指でマッサージします。
側頭筋、咬筋をほぐす
こめかみのあたりを触りながら噛み締めると盛り上がる部分があります。
これが側頭筋です。
そこの下で、外側翼突筋の後方、噛み締めると盛り上がる部分が咬筋です。
ここを1分間程度、人差し指と中指でマッサージします。
まとめ
なかなか良くならない肩こりは、顎のこりが原因かもしれません。
顎がこっているようならほぐしてみましょう。
私がこの記事を書いたよ!
テリー
いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。
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