カフェインは脂肪を燃焼しやすくする効果があるようです。
1 血液中の遊離脂肪酸を増やす
遊離脂肪酸は脂肪が分解された形であり、エネルギー源です。
お腹とかに蓄えられている脂肪(中性脂肪)が直接、エネルギーに変換されるのではなく、遊離脂肪酸という形を経てエネルギーになります。
× 脂肪→エネルギー
◯ 脂肪→遊離脂肪酸→エネルギー
カフェインはリパーゼという脂肪を分解する酵素の分泌を促進し、血液中に遊離脂肪酸を放出しやすくします。
つまり、脂肪が燃焼されやすい状態を作るわけですね。
2 カテコールアミンの分泌を促す
カテコールアミンとは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった物質のことです。このうち、アドレナリンやノルアドレナリンは心拍数を高めたり、筋肉の興奮性を高めたりなど、代謝を高めてくれます。つまり、脂肪を燃焼察せやすくしてくれるわけですね。
3 テストステロンの分泌増加
男性ホルモンでお馴染みのテストステロンですが、カフェインをとることで分泌が促されるようです。特に、運動前にカフェインを摂取するとテストステロンの分泌がより高まるそうです。このホルモンは筋肉を強化してくれる働きがあり、脂肪を燃焼しやすい体を作るのに重要なホルモンなんですね。
4 カフェインはダイエットにいい。でも
以上のようなことからダイエットに欠かせない感じのカフェインですが、とりすぎるとよくないので、摂取量には気をつけましょう。
・コーヒーカップで1日5杯くらい
・大きめのマグカップで1日2杯くらい
↑インスタントなのかレギュラーなのか、濃いめなのか薄めなのかでも違ってくるので、あくまでも目安です。
カフェイン摂取で分泌されるドーパミンは幸せ物質の一つですが、カフェインの取りすぎで、ドーパミンがいっぱい出過ぎると、脳のドーパミン感度が鈍くなり、幸せを感じるために、通常よりも多くのドーパミンが必要になってしまうようです。結果として、憂鬱になりやすくなってしまうようなので、カフェインを摂取する量には十分に気をつけましょう。
参考
https://www.inbody.co.jp/caffeine-bodycomp/
私がこの記事を書いたよ!
テリー
いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。
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