肩こりは日本人の10人に一人くらいが抱えている問題です。肩こりが続くと、集中力も下がり、気分も滅入ってしまいます。
なんとかしたいですよね。そこど今回は、意外な改善策を3つ紹介します。
こんな方におすすめ
病院に行っても原因がはっきりしない
肩を揉んでも改善しない
なんとなく猫背な気がする
1 首の前側を伸ばす
猫背になってずっと下を向いて作業をしていると首の前側の筋膜が硬くなってしまいます。こうすると、猫背が治りにくくなってしまいます。
猫背→首、肩の筋肉疲れる→肩がこる
という流れが生まれます。
なので、首の前側を伸ばして猫背になりにくくするようにします。
方法
(1)首の前側に手のひらをあて、下方向に動かします(首の前側の皮膚を下に引っ張る感じです)。
(2)そのまま上を向きます。
(3)30秒くらいキープします。
以上です。
これで首の前側がストレッチされるので、ここが縮こまってしまっているのを改善します。これで猫背をちょっと改善できます。
2 深呼吸する
痛みが脳に記憶されてしまっている場合、これをリセットする必要があります。
その極意は
「痛みから意識をそらす」
です。
どんな方法でもいいんですが、手っ取り早いのが呼吸です。
方法
5秒かけて息を吸い、10秒かけて息を吐く
これを4セットから8セット行います。
ポイント
・息を吸う時に思いっきり肩を引き上げて、吐くときに一気に力を抜くようにします。
・息を吸う時と吐くときは、きっちり数を数えます。
もし、マインドフルネスを知っているなら、ボディースキャンをおすすめします。
これは呼吸に合わせて、痛い場所に意識を向ける方法です。
空気が肩こりのところに入ってくるイメージで息を吸って、吐くときは、その空気が鼻から出ていくイメージでやります。
これは、痛みから意識をそらすのではなく、もう痛くないことを脳に伝えて、痛みをリセットします。
どっちでもやりやすい方法でやってみてください。
3 ほっぺたを押す
あまり肩こりと関係なさそうですが、意外と関係あるんです。
顔、首、肩の筋肉はお互いにお互いを意識し合っています。
肩の筋肉が緊張すると、首や顔の筋肉が緊張します。また、顔の筋肉が緊張すれば、首や肩の筋肉が緊張します。
逆に、顔の筋肉を緩めれば、首や肩の筋肉もゆるむわけです。
方法
(1)鼻の両脇に頬骨があります。この骨の下に指をあてます。
(2)軽く押さえながら耳の方にたどっていくと指が止まるところがあります。
(3)他のところよりも押すと痛いんじゃないかと思いますが、ここを頬骨に向かって30秒押します。
以上です。
ここはに外側翼突筋と呼ばれる筋肉があリます。咀嚼したりするときに使われる筋肉ですが、ずっとスマホやパソコンをいじっていると硬くなってしまいます。
外側翼突筋が硬くなることで、首や肩の筋肉も硬くなって、肩こりを引き起こすことがあります。
ここを緩めてあげることで肩こりを少し改善することができます。
注意点として、顔の筋肉は少し特殊なので、顔全体をほぐそうと無闇にマッサージすると、たるみの原因になりますので、その辺りは十分に気をつけてください。
3 まとめ
肩こりの原因は「肩」だと思われがちですが、そうではありません。体のいろんなところに原因がある可能性があります。
肩を揉んでも良くならないのなら、顔や首、腕にアプローチしてみましょう。
私がこの記事を書いたよ!
テリー
いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。
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