不安を取り除くために

不安を取り除くために

 生きていると、いろんな不安があると思います。少子高齢化問題、年金問題、老後の生活、いつ終息するかわからないコロナ。そのほかにも、進路や仕事、人間関係など、身の回りにはいろんなことがあるので、不安になることもあるかもしれません。
 そこで、不安のシステムと不安を少しでも取り除くためのテクニックを紹介していきます。

1 なぜ不安になるのか?

 不安は、生き延びるために必要なシステムです。もし不安がなければ、不用意な行動をしてしまったりすることになります。人間が自然の中で生活していたときは、一つのミスが命に関わることもあったのではないかと思います。だから、不用意な行動を抑制させるシステムが「不安」だったんです。
 でも、今は、そこまでリスクが高い環境で生活しているわけではないので、「不安」がちょっとネガティブに働くことになってしまっているのかもしれません。
 「不安」は特に、未来のことをあーでもない、こーでもないと推測してしまうことで起こります。過去のことにとてつもない不安を抱くことってないですよね。
 不安は未来のことなんです。
 起こりうることに対して、対策を取らせるためのサインなんですね。

2 不安を取り除く方法

(1)不安を書き出す

 不安を取り除くためには、対策をとればいいんです。だから、何か不安で仕方ないときは、できるだけ細かく不安をリストアップしていきましょう。
 紙とペンを用意して書いていけばいいんです。
 これだけでもかなり不安が減るはずです。
 もし余裕があれば、簡単に対策も書いていくとさらに軽減します。

(2)ゆっくり丁寧に歯磨きをする。

 不安は未来のことをあれこれ考えてしまうことで起こります。つまり、雑念が原因なんですね。
 だから、この雑念を消してあげればいいんです。そのためには、未来のことではなく、「今」のことに意識を向けることが有効です。
 歯磨きで歯の一本一本を丁寧に、ゆっくり磨くようにすれば、自然とそっちの方に、つまり「今」に意識が向きます。
 こうすることで、雑念を暴走させることを抑制します。
 歯磨き以外にも、靴をゆっくり磨く、丁寧にトイレ掃除する、料理をするなど、いろいろあります。
 ポイントは、無意識のうちにやってしまわないよう、ゆっくりやることです。
 ウォーキングもいいですが、ウォーキングは結構、無意識に歩けてしまうので、ちょっと微妙かもしれません。
 でも、一歩一歩を意識しながら歩くのであればOKですし、景色を楽しみながら歩くのもOKです。

(3)深呼吸をする。

 呼吸と心はつながっています。正確にいうと呼吸と自律神経がつながっています。
 そして、心の乱れは、いろいろあって、呼吸に現れます。
 逆に言えば、呼吸で心の状態を変えることも可能です。不安なとき、呼吸は乱れています。だから、深く、ゆっくり、息を吸い、そして、ゆっくり吐き出せば、不安も取り除けます。
 不安なときは、ゆっくりと深呼吸を何回かしてみるといいですよ。

3 まとめ

 不安をとるときは、未来のことではなく、今のことに意識を向ける。
 不安を書き出す
 ゆっくり丁寧に磨く
 深呼吸する
 

私がこの記事を書いたよ!

テリー

いつも自由にやらせてもらってますが、最近、健康のことにも気を使わないとなと思い、ブログを書きながら、自分自身も健康に対する意識を高めてみようかなと考えています。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を持っているので、体のことや健康のことにはそれなりに詳しいです。 なぞなぞと手品が大好きです。

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